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ここは新宿。とあるエディトリアルデザイン会社のスタッフblog

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YUKARI」という本を紹介します。

キャッチコピーは「日本の大切なモノコトヒト」

名前の由来は縁(ゆかり)から。

毎号、日本の様々な文化がテーマになっています。

日本の森、稲と米、日本の家、お茶、言葉など。

モノに拘らず、広く捉えているのも面白いです。

「稲と米」の特集では、お米の種類や米作りにとどまらず

収穫のあとの藁の使い方、藁細工や工芸品など

周辺のことにも触れています。

ただ、特集内容によってジャンルが変わるので、書店ではかなり探すことも……

前号は書店のお茶のコーナーにあったのに、最新号は旅行雑誌のコーナーに、

なんてこともあります。

「ファッション誌」や「料理雑誌」のように特定のジャンルでは無く

日本の文化に関わるもの、という幅広いテーマだからこそですね。

最近、伝統工芸や農家を継ぐ人が少なく、

職人のが継承されないまま失われつつあると聞きます。

こういった雑誌を通して

もう一度、職人の技や日本の文化を見直すきっかけになって欲しいですね。

仕事と向き合っている瞬間の職人の眼差し、超かっこいいです。

文:大友

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緑の多い家で育ったおかげで
植物には結構興味がある。
なかでも「種」は、機能と形状が面白い。

より遠くへ運ぶ移動手段や
その種子を守る為の防御システムに
長い時間をかけて、様々な工夫をこらしてきた形。

その進化の結実した形を
まったりと堪能出来る雑貨が
この「宙CUBE」。
(商品としては「積み木」とのこと)

自然の種なので、
同じ種類の種でも一つとして同じ形状のモノは無く
一個一個選んで購入して、
時々、友達にあげたりして、
あげてしまった分をまた買い直したり。
追加される新しい「種」を買い足ししながら
今に至る。


4cm四方の透明なアクリルのキューブに閉じ込められ、
浮遊している「種(または種の殻)」という様子が、
タイムカプセルのような
悠久の時間を内包したようなイメージが湧きます。

岩文鎮や、南部鉄器の文鎮、江戸扇子、手拭い、
ガラスのハンコウシリーズ、ブルボンのキーホルダー、
万年筆や、レトロな文房具、ダイヤル式のデジカメ、etc
色々なお気に入りが有るのですが、核の部分は案外
共通しているかもしれません。

こちら。目に付く所に置いてあり…
時々、ケースの中を入れ替えたり
時々、外にこぼれたキューブを詰み直したり
時々、光に透かしてみたり、
時々、手の中で転がしたりしております。

また時々、買い足していきたいと思います。

文責:やまだ

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『きいろいのは ちょうちょ』
『とうさん まいご』
『まどから おくりもの』

学生の頃、授業で
「自分の好きなもの」を発表する機会がありました。
何を持っていこうかと考えたとき
小さい頃、大好きな絵本があったことを思い出したのです。
それが、五味太郎さんの『まどから おくりもの』でした。

絵本のタイトルもどんなお話だったのかも
忘れてしまっていたのですが
色と絵のタッチは強く印象に残っていました。
その記憶をたよりに探し、
「この本だ!」と見つけたときには
懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

写真の3冊は、どれも五味太郎さんのしかけ絵本です。
切り抜かれた部分から、奥の絵がのぞいている
シンプルな仕掛けなのですが
これが、とっても楽しいのです!




ページをめくるたびに起こる思いがけない展開に
今読んでもワクワクしてしまいます。

そして、やはり絵がすばらしいです。
不思議でポップな世界にひき込まれて
絵本のなかでいっしょに遊んでいるような気分になるのです。

『まどから おくりもの』は
1983年に発売されてから2007年11月の時点で207刷、
ミリオンセラーの絵本だそうです。
こどももおとなも、そして時間も超えて
心をつかんでしまう五味太郎さんの絵本。
本づくりに関わるものとしては
尊敬するばかりです。

田島

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「それでいいよ だいじょうぶ」
「家庭教育手帳」


この2冊は15年以上前に当時、健康診断を受けた保健所で
たまたま手に入れたものなのです。
それを最近書棚から取り出して、また読み返しています。


子育てを始めた人、つまり親となったばかりの人から
未就学児を育てている人のために配布されていたものだと思います。
現在も新しいものが手に入るらしいです。
(これは古いものです。発行が厚生省と文部省となっていますので…)


絵柄は可愛らしいですが、しっかりした内容です。

現在私の娘が3歳になり、できることが増えてきたりして、
日々成長していく中で、こんなときどう対応したら
本人のためになるのかな?と考えることが多くなりました。

そんな時の親の気持ちの持ちようといいますか、
持って行き方、又、どう見守っていくのかと
心得のような感じで書かれています。

決して、「こうしなさい」と書いてあるものでは無いのですが、
ヒントとなるようなことが書いてあります。
当たり前ですが、一番大きなポイントは
親の生き方が子どもの生き方に影響するということでしょう。
親の背中を見て育つものですからね。

また、困ったときにはこういったところが相談に乗ってくれますよ。
と連絡先も書いてあったりします。
それは新しい本の方が良いと思いますが…


手に取りやすくコンパクト、親しみやすくて分かりやすい。
読んでいて楽しめるのがとても良いです。
デザインもゆったりとして読みやすいです。

赤ちゃんが生まれてから親としての人生が始まるので、
右も左もわからないのが当然です。
子どものためには親をサポートすることがとても大事なんでしょうね。

そのための本としては
とても良いものなのではないかと感じました。

文:飛鳥井 羊右

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昨年のクリスマスに、私の大好きな

NIESSINGコレクションにまた1つ仲間が増えました。

初めてのピアスです。

クリスマスプレゼントとして買ってもらった

シンセティックの宝石が埋め込まれたこのピアス

私の手元に届いたのは2月中旬

首をなが~くして待って、そして受け取りに行った時に

いただいたのがこの冊子です。

2014年の1024日~1111日まで

南青山ニーシング東京にて開催された

ニーシング×写真家・濱田英明「FAMILY OF NIESSING

「写真家・濱田英明氏による、ニーシングの

ものづくりを伝える写真展」で来店した方に

プレゼントしていたものでした。

この展示を依頼されたディレクターの岡田栄造氏の

コメントによると、ニーシングのデザインディレクター、

ティモ・クシュラー氏に東京ではじめて会った時に、

氏はニーシングについて「家族のような会社」と

説明されていたとのこと。

ニーシングのジュエリーに、自分が感じていた

硬派なイメージとは対照的な「家族」という言葉が意外で

そこから今回の展示のテーマ 

FAMILY OF NIESSING」を思いついたと

コメントされていました。

ニーシングの本社は、ドイツとオランダの国境近くの

美しい中世の都市、フレーデンにあります。

ここで創業して140年、ニーシングの本社とファクトリー、

そして「ホワイトハウス」と呼ばれるデザイン室は

三位一体となり、次々に革新的なジュエリーを

生み出しているといいます。

そしてこの革新的なジュエリーづくりを支えているのは

熟練したクラフトマンシップです。

ほとんどの職人はニーシングに長年勤め、専門的技術や

知識を次の世代へと受け継いでいます。

夫婦一緒に、あるいは親子代々ファクトリーで

働いている職人も多いといいます。

ドイツの造形学校「バウハウス」の流れをくむ作風も

ニーシングのジュエリーを特別なものにしています。

濱田氏の写真に切り取られたニーシングの世界と

その背景に映っている、美しいフレーデンの風景、

そして「家族」のような親密さ、穏やかな表情、信頼、

誇りをこの写真集を通して感じることが出来ました。

革新的でありながら、繊細で美しいジュエリーの世界が

こんな素敵な場所から生まれているのですね。

いつか機会があり、見学が許されるのであれば

訪れてみたいと強く思いました。

文:沢田寛子

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天気は今日、夏日との事ですが、
このままの勢いで連休に突入する見込みのようです。

業務連絡
デザインコンビビアは
暦通りのお休みとなります。

29日(水)と
飛んで2日(土)から6日(水)まで。

お仕事の調整、何卒よろしくお願いいたします。

文責:やまだ

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漫画・アニメはもとより、
アートからインフォメーショングラフィックまで
二次元のビジュアルは昔から好きで、
何でも眺めて来ました。

完成された「作品」は勿論良いのですが
作品を作る為に描かれた試行錯誤のメモやスケッチもまた良くて
いったいどんな事を考えながら描いたのか
作者の思考を想像すると、創作過程を追いかけるようでとても面白い。

画家のラフやスケッチ、クロッキーとか試し書きは、
普通、作品では絵の具の底に隠れて見えない描線が
直に見られるのでワクワクする。
メモからスケッチを繰り返して、漠然としたイメージを
形に収束させてデザインが決まる過程など、不思議な感じ。

目的のラインを探して迷う線も良いが、
思い向くままに手を動かしていて生まれた線が描き出す
「描けちゃった」的な落書きも好きだ。

そういう、なんでもないラフや、メモや、落書きを見る機会はマレで
昔、コミケなどで「蔵出し」という形で売り出されるモノを
見つけて買いあさるくらいしか出来なかった。

そんな「作品」ではない「(という意味で)落書き」の中でも
頂点に位置し、その存在を知りつつも
内容をじっくり見る事は無いだろうと
諦めていた落書き帳。

それが「レオナルド ダ ビンチ」のスケッチブック。

何年か前に、それを展示した展覧会が有ったのだが
不覚にも行きそびれた。
聞けば相当な混雑だったらしい。

せめて図録でも手に入ればと、思った事もあったが。
そのタイミングも逸して久しく、また頭の片隅に
いつか見たいとメモした付箋だけが残されていた。

つい最近のある日、洋書売り場に行くと小さな、
しかし、分厚くて重い「Leonardo da Vinci」という本が置かれていた。
直感的に「これは!あれだ!」と分かり、値段も確認せずにレジへ。
一瞬、研究論文だったら…という思いもよぎったが、
帰ってビニールをはがし開くと、まさにあの
「レオナルド ダ ビンチ」のスケッチブック(を、収集・編集した解説本)だった!



解説ているであろう英文の方は、ほとんど読めないのですが、
収録されている図版は、
レオナルド ダ ビンチの興味・関心のの赴くままに
怒濤のごとく描き散らかしたスケッチの数々。
これはスゴイ。いつまでも眺めていられる。

ご存知の通り、めちゃくちゃ絵が描ける人なだけに、
脳のイメージがほぼストレートに、紙の上にアウトプット出来ているはず。
ビジュアルと言葉(鏡文字)で、脳みそからドバーッと
溢れ出したようなメモの、質と量のすごさ。
キング オブ メモ魔。



自分もサイエンスイラストを描く際に、もちろん資料を集めますが
以前は、出版社で収集した専門書の質と量に頼って何とかしていました。
あまりに専門的なモノになると、監修の先生に資料をコピーしていただいたり、
実際に描くまでに、とにかく時間と労力と
記憶(あの資料はどの本だったか、など)が頼りでした。

現在はとにかく「検索」。
資料を所有するスペースも無ければ、時間も予算も無いので、
人差し指の微動だけで、てっとり早く済ませられる「検索」はホントに便利。

レオナルド ダ ビンチは勿論、
Googleなんて無かった時代の人。
それどころか、図書館も無いかも。
いや、本すらまともに無い時代だった。
そもそも、写真無いし。
挿絵が付いていたとしても、
レオナルド ダ ビンチ本人の方が絶対上手い。

そんな時代に描き残された鬼のようなスケッチを眺めると、
創造に対する執念を感じずにはいられない。



あれ?どうなってんだ?と思ったら、とにかく実物を見に行く。
見たモノをメモる。
構造を解析して考える。
それをメモる。描き残す。
解析した形を創造の骨格としてイメージを飛躍させる。
スケッチしてみる。表現にする。求める形に再構築する。
その一連の過程がこの本に残されている。

スケッチを眺めるたびに発見がある。
いつまでも眺めていられる。

以前お気に入りで持って来た「寺田克也」や、
「ショーン・タン」「ロニー・デル・カルメン」のスケッチブックも神レベル。
リスペクト。あこがれ。
さらさらと絵が描けるようになりたいですなぁ。

文責:やまだ

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昨年、 print gallery Tokyo で
エミール・ルーダーの生誕100年を祝した展示会が開かれました。
展示されている本のページをめくる度に感じたのは、
感動的と言っても良いほどの心地良さ……。
本文や写真、ノンブルなどのすべての要素が、
ここ以外の場所はない、というような
絶妙なバランスで置かれているのです。
このデザインが何処から生まれたのかを知りたくなり、
この1冊にたどり着きました。

この本はエミール・ルーダーがタイポグラフィ専門誌で
連載していたデザイン論をまとめたものです。
「平面」「線」「言葉」「リズム」という4つのテーマ、
これらはまさにタイポグラフィにおける“本質的なもの”。
各テーマについて、歴史・社会・美術・地理などと
結びつけて考察されているのが面白く、
例えば、均一で過密状態のデザインについては
こう書かれています。

「それは現代人の生活のイメージそのものである。
すなわち、休みない活動、絶え間ない緊張、
やむことのない騒音、娯楽産業、一人でいることの、
そしてリラックスすることの不可能性、
静寂と沈思に対する不安、自分自身に対する不安だ。」

平面のデザインが、ライフスタイルや心理とも
繋がっているというのは、とても興味深いです。
過密な誌面を見て「疲れる」「息苦しい」と感じる気持ちは、
たしかに、満員電車での安らげない気持ちと似ています。


そして、第4回「リズム」の講義の
最後に書かれている言葉が印象的です。

「我々が今日「モダン・タイポグラフィ」という名で呼んでいる
あまりにも多くのものが、表面的であり無知である片鱗をうかがわせている。
(中略)
タイポグラフィにおけるデザインとは、なによりもまず、
組版の際に顕在化するあらゆる要素に気を配ることなのだ。」

まさしく彼のデザインはここから生まれていて、
それは時代や言語が異なっても変わらない、とても大切な基本のこと。
今、日本でタイポグラフィに関わっている私も、
あらためて丁寧な気持ちでデザインに臨みたいと感じました。


田島

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