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ここは新宿。とあるエディトリアルデザイン会社のスタッフblog

カテゴリー「飛鳥井のお気に入り」の記事一覧
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ワタミが発行しているフリーマガジン。

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農業に関する記事を中心に、ボランティア、外食産業、
介護などについても取り上げています。
若い人に取材し記事にしているものが多く
読者対象も20~30代なのだと思います。
 
それはデザインの行き方にも明確に現れていて…
・本文の文字サイズが小さい
・明るい色文字を使う
などは老眼の人には不親切と取れますが
言い換えれば若者に読んでほしいと
あえてこのように作られているのだと思います。

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年配の方よりも若い人に向けたメッセージ。
若者に「農業、自然環境、エコ、介護」に
興味を持ってもらおうという目的。
 
キャッチコピーも
「ココロとカラダにやさしい暮し方」
となっています。
 
デザインを見ていて雰囲気が何かに似ているなぁ…
と思っていましたら
「メトロミニッツ」という地下鉄駅に置いてある
フリーマガジンのデザインを担当している
グルーヴィジョンズのデザインに似ている。

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それもそのはず、「o:kun」のアートディレクションを
している青木宏之さん(Mag)は元々グルーヴィジョンズに
居た方でした。
 
昔あった「広告批評」という雑誌のアートディレクションも
グルーヴィジョンズの担当していた時期があり
そのデザインも好きでした。
 
どのデザインにも共通するのが、
読者対象を若者に絞って割り切ったデザインの行き方。
色遣いなどスッキリアッサリ。軽い感じになっています。
 
エディトリアルデザインは読みやすく伝わることが大切ですが、
万人に読みやすくとなると文字サイズが大きくなり
色文字が使えず、若者向け感が出なくなります。
 
読者対象を絞ることでできるデザインというのがあるのですよね。
 
雑誌や本が誰に向けたものかを意識しながら見ると
その作り方が見えてくると思います。
 
余談ですが、o:kun no.7に紹介されている
千葉にあるワタミファームの農場長が
小・中学校時代の同級生だったので驚きました。
 
文:飛鳥井 羊右








 

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今回は趣味の範囲でのご紹介

 

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東京都現代美術館で現在開催中の企画展「館長 庵野秀明  特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」にて上映されている短編特撮映像のパンフレットです。

 

アニメが好きな方はご存知かと思いますが、新世紀ヱヴァンゲリヲンの庵野秀明監督が企画した作品で、博物館の館長もされています。この短編の監督は樋口真嗣さんです。

巨神兵というのはスタジオジブリの「風の谷のナウシカ」に登場する生物兵器で、アニメで巨神兵のシーンを描いたのが若き日の庵野さんです(館内に原画が紹介されています)。それを特撮だけで映像化することを試みた意欲作!

はっきり言ってすごいです。この映像は3DCGを使わないで特撮と合成だけで作るという…今時は金が掛かりすぎて誰もやらないようなことをそれぞれのエキスパートが知恵を出し映像化したことにちょっとした感動を覚えます。


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目玉は「巨神兵東京に現わる」なのだと思いますが、特撮の歴史と現存する模型や資料など、相当数が展示されています。僕は世代的(ウルトラマンレオまでは僕が生まれる前なんですよ)にはウルトラシリーズの再放送(確か朝早くに見ていた記憶があります)とかを見ていたと思います。

それよりもっと古い時代の特撮映画やテレビの資料もあり、時代による変遷が面白いし、思った以上にメカデザインなどカッコいいのです。

 

設定は奇想天外だったりするのですが、その世界観を大人が本気で作り上げようとする情熱を特撮には感じますね。今回上映の「巨神兵東京に現わる」のメイキング映像も上映されていますが、かなり笑えます。皆、本当に楽しそうに映像を作っているんですよね。大人の本気ってのがこれほど魅力的なんだということを若い人や子供にも見てもらえたら良いなぁと思いました。

 

もちろん、昭和の特撮がふんだんに展示されているので50代以上の方にも楽しめるはずです。

 

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館内には、いたるところに庵野秀明をモデルとした「カントクくん」というキャラクターイラストがマニアな解説をしています。このキャラクターは庵野さんの奥様である漫画家 安野モヨコ氏によるものです。この漫画はそのキャラクターの出てくる漫画で、大変面白いです。突き抜けたオタクというのはここまでやってこそ!というのがビシビシと感じられます。

 

東京都現代美術館で2012年7月10日(火)~10月8日(月・祝)まで開催中です。期間も残りわずかですので、見たい方は急いで見に行ってください。休日は混んでますので、前売り券を買って行かれることをお勧めします。当日券買うのに30分くらい並びますから。

 

文:飛鳥井 羊右








 

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僕がエディトリアルデザインの勉強をするために色々と本を読んできましたがその中では「デザイン解体新書」がとてもわかり易いと思っています。

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グラフィックデザイナーの工藤強勝さんが監修されていて、実際の仕事の中から実例を取り上げ解説しています。実はこの本の中で解説されている内容のほとんどは、コンビビアで先輩方に教えていただいたことと同じことだったりします。ですので、基礎を学ぶ上ではとてもわかり易いものとなっていると実感しています。

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10数年前会社に入社してから、デザインを学ぶため色々な本を読んできました。タイポグラフィとはどういうものなのかをストイックに考証したものだったり、レイアウト実例の見本集や解説集などが役に立つのではないかとその手の本を買って読んでみたりしました。

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それでも行き着くところは基礎の部分なのだと「デザイン解体新書」を読んで気がつきました。この本は度々読み返しています。内容的には、写植時代の仕事の仕方をベースとしてますので、今デザインを学ぶ人にとっては少しピンとこない部分もあるかもしれません。ただ、基礎は基礎なので、読めば為になるのは間違いないと思っています。

 

「デザイン解体新書」はエディトリアルデザインの基礎を知りたい方には非常におすすめの1冊です。

 

ちなみに、編集デザインに関してデザイナー以外にも為になる本が「編集デザインの教科書」です。こちらも工藤さんの監修となっています。「編集デザインの教科書」は本をつくるために必要なことは何かを解説したもので、わりと気軽に本が作れるんだとわかる、ちょっと知りたい人にもおすすめの一冊となっています。興味があればこちらも是非♪

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文:飛鳥井 羊右











 

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私事ですが、先月4月13日に娘が生まれました。

生まれる前から色々と赤ちゃん雑誌を買って読んでいたのですが、昨年末に買ったAERA with Babyがちょっと良いなと思いました。

 

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赤ちゃんのいる家庭向けの雑誌にしてはスッキリしていると思います。他に読んでいた雑誌はもっとギュッっとごちゃごちゃっとしていて、楽しい感じだけど少し情報多すぎるかなぁと思っていたので…

 

この雑誌は赤ちゃんが生まれてからの気になる事を色々と載せているので、興味を持って読みました。色の使い方やイラストの使い方などが良いと思います。

もちろん、全部のページがすばらしく良いということではないのですが…

なかには少し読みづらいデザインのページもありました。

ただ、赤ちゃんのいる家庭向けの雑誌にしては大人向けのスッキリデザインを目指そうとしているところで他誌との差別化を図っているのだと思います。

 

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この雑誌が初めて赤ちゃんの生まれた家庭にどれほど受け入れられているのかは良くわかりませんでしたが、目指そうとしている方向は何となくわかりました。

 

ただ、隔月刊のこの雑誌はこの号しか買っていないのでした……

 

正直なところ、赤ちゃんが生まれてしまえばこの手の雑誌を読む時間すら無いのが現実。時間的に難しいのですよね。もう少し気持ちに余裕を持てて、これらの雑誌もゆっくり読めるといいなぁと思っています。

 

文:飛鳥井 羊右













 

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最新の情報を盛り込み、地球から宇宙の果てまでを一枚に記した地図をもとに、地球からの距離を10倍ずつ離していくとそこに何があるのか、地球の方角はどのように見えるのか…

実際には見ることのできない世界を目でみることができる本です。

表紙

 

30年ほど前、POWERS OF TENという書籍が発行されています。「地球から宇宙の果て」と「人間から素粒子の世界」を写真とイラストを使い距離と大きさの比較を目で見てわかるようにしたものだそうです。

その宇宙の果てまでを表現したものに近いものだと思います。

方観音宇宙地図

 

 

地球から宇宙の果てまでの距離感をなんとなく感じることができるのも楽しいのですが、惑星や星雲、超新星爆発の跡など…写真が沢山掲載されていますので、それをただ眺めているだけでもロマンがあります。

本のデザインもスッキリしていて良いです。

 

地図と距離
星雲

 

宇宙好きの我が家にはもってこいの本で、夫婦で眺めて宇宙の話に花が咲きます。

サイエンス好きの家にはお勧めの一冊です。

 

文:飛鳥井 羊右
 

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僕の大好きな漫画家、井上雄彦氏がガウディの建築を訪ねてスペインへ行き、ガウディ本人の事を現地の職人や研究家にインタビューしたり、スケッチしてまわるという企画本です。(DVDつき)

 

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ガウディの建築というのは形が独特ですごいなぁという程度の認識と、植物などの自然の形からヒントを得て建物の構造を作っているというくらいしか知りませんでした。

 

ガウディがどんな人でどんな人生を送り、どのような意図でそれらの建築を行い残したのかそのことを少し知る事ができる本です。しかも、井上氏の絵を沢山見る事もできるのが楽しい♪

 

井上氏は「年をとってから自然に目を向けるようになった。漫画 バガボンド  で草や木、花などを沢山描いたことも影響しているとも言っているのかもしれない」そんなような事を書いています。

 

自然に目を向けるという事はガウディが幼いころから当たり前のようにしていたようです。スペインとガウディに少し興味が湧きまして、いずれこのバルセロナという場所を訪れてみたいと思いました。

 

井上雄彦氏が好きな人、ガウディが好きな人、モチロンおすすめの本ですが、少し興味があるというだけでも、読むと色々な発見があり楽しめる本だと思います。僕としては井上氏の絵が好きなので、ラフな画からキッチリ描いた絵までじっくり見られて楽しめました。

 

文:飛鳥井 羊右
 

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雑誌pen20111115日号は「1冊まるごと森本千絵。」という特集タイトルです。

 

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森本千絵さんは、広告のアートディレクターであり、グラフィックデザイナーでもあり、アーティストでもあるマルチな才能を発揮されています。

 

僕は森本さんの作品とものの考え方がとても好きです。

 

2002Mr.Childrenのアルバムの広告を見たときに良いものを作る人が居るんだなぁと思った覚えがあります。そのころから何となく広告に興味をもち、「月刊 広告批評(現在は休刊)」という雑誌を読むようになったのです。新作の広告や海外の広告などを掲載し、作り手の紹介もしている専門誌で、森本さんの作品も紹介されていましたね。

 

広告批評の最後の一年間はアートディレクションが森本さんで、それはそれは楽しいものになっています。月刊誌なのにこんな作り方できるんだ!と目からウロコが…

 

20代の時から活躍されていますので、広告業界では有名な方です。(受賞も多数ですので)ただ、僕はご本人がどんな生い立ちでどんな人なのかそれほど詳しくは知りませんで、昨年出版された作品集「うたう作品集 森本千絵」を読み少し知ることができました。

 

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今回のpenの特集は、森本さんを取材して作った記事が載っています。作品の紹介以外は、生い立ちや幼少期の作品(夏休みの宿題や作文など)、それに周りから見た森本さん像や本人談のコメントなどを中心にしたものになってますので、子どものころどんな人だったのかを知ることができます。

 

森本さんは人との「縁」人とのつながりを大切にする人です。ま、goen°という事務所名からもわかるんですけどね。人と人をつなげ盛り上げる力を持っている人。

 

僕は広告ではなくエディトリアルのデザイナーですので少し領域が違うのですが、考え方や仕事に対する姿勢など、非常に見習いたい部分が多く、しかも自分には無いものを沢山持ってらっしゃるので、ある意味憧れの存在です。

 

ファンの一人としてこれからも森本千絵さんの仕事を楽しみに待っていたいと思いますし、デザイナーとしては自分ももっと良いもの楽しいものを生み出していければなぁと考えています。それには人とのつながりを大事にしてもっと人と関わって、生きることそのものを楽しむことが様々なクリエイティブワークに繋がるのではないかと思います。

 

文:飛鳥井 羊右

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以前にも寄藤文平氏の本を紹介したことがあります。

何か好きなんです。

 

今回のは「ラクガキ・マスター」

絵を描くことが、どちらかというと苦手な僕が最近たどりついた1冊がこちら。

 

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デザイナーでありイラストレーターである著者が仕事を通して獲得してきた、絵を楽しくそれらしく描く方法論を紹介しています。

 

僕は、元々絵を描くのが苦手で、それをなんとかできないかとあれこれ本を購入し、実際にその手順で絵の練習をしていたことがあります。

 

初めは好きな絵(漫画など)のイラストを模写するところから初めて、そのうち模写ではなく、人物画が描ければと思い「やさしい人物画 人体構造から表現方法まで」A. ルーミス著(マール社)という本を買いました。

なんせ「やさしい」と書いてありましたからね。

 

ところが、この本はある程度絵の描ける人がもっと上手に描くための「基礎を学ぶ本」だったことに後で気がつきまして…本の通りにスケッチブックに練習してたのですが難しいし楽しくないので続かず…

 

次に漫画がうまく描けるようになる本だとかも読破してみたのですが…これも違った感じで(笑)

 

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ある程度描ける人にとって参考になるものばかり。

 

 

そこにこの「ラクガキマスター」です。これは、絵の描けない人に線の引き方、立体物の基本的な形などを、楽しみながら基礎から教えてくれて、それを「ラクガキ」という、誰しも必ずやったことのある行為として説明してくれるのです。特に「置き換え」という方法が“なるほど!”です。絵を描いてみたいけど、絵の描けない人の為の本です。何度も読み返していますが、読むと絵が描けるようになる気がしてきます。

 

基本は好きなものを描くことが大事なようです。イメージしたものを具現化する方法論のようなものも含まれますので、絵の少し描ける人にとっても参考になるかもしれません。


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ま、何より読んでいて面白いっていうのがあるんですけどね。

 

文:飛鳥井 羊右

 

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