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ここは新宿。とあるエディトリアルデザイン会社のスタッフblog

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2008/12/03 (Wed)
『五体不満足』の海外版を知っていますか?
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乙武洋匡さんの書いた『五体不満足』は出版当時
色々なメデイアで取り上げられ、読んだ人も多いのでは。
私もその一人で、我が家の本棚にいつもその背表紙だけは見えていますが
最近この本のことで嬉しい再会をしました。

教会の牧師先生が、大人と子供たちとの合同礼拝の中で
この本のことを取り上げて話してくださいました。
以下にその時のお話の一部を引用させていただきます。



十年前に出版されたミリオンセラー乙武洋匡著『五体不満足』は
翻訳され海外でも読まれています。英訳は“No One's Perfect”という題名です。
「完全な者はいない」という意味です。両手両足のない
洋匡さんだけが五体不満足なのではなく、私たち誰にでも
色々な欠けがあるという意味でしょう。
独訳は“Leben ist Freude”(人生は喜びだ)という題名です。
欠けのある私たちが「人生は喜びだ」生きているのは嬉しい、
と生きることができるのです。どうしたら生き生きと喜んで
生きることができるのでしょう。『五体不満足』を読んだ人は分かるでしょう。
両手両足がない洋匡さんが生まれた時、最初お母さんが
ビックリするといけないと思って、お父さんもお医者さんも洋匡さんと
お母さんを会わせませんでした。でも我が子を母親と会わせないなんてできません。
一週間後、最初のご対面となりました。みんなは、お母さんが卒倒してもいいように
ベッドを用意し、倒れるのを受け止める準備をしていました。
洋匡さんと会ったお母さんはどうしたのでしょう。「かわいい」と言って
洋匡さんを抱きとめたのです。親に愛されている。この真実が彼の一生を決めました。
欠けのない子供はいません。でも可愛いのです。完全な子供はいません。だから可愛いいのです。
親馬鹿の愛情があるから私たちは、人生は喜びだ、と生きることができます…


この本の帯には「障害は不自由だけれど不幸ではない」とあります。
『五体不満足』という本のタイトル同様、私にとってこの言葉はとても印象的でした。
今この本が世界でも多く読まれ、さらに奥の深いタイトルとなって
世界中の人たちに読まれていることを嬉しく思いました。
それにしても『五体不満足』が英語版では「完全な者はいない」という訳になり
さらにはドイツ語版で「人生は喜びだ」となったことは、まさにそれぞれの国の
「国民性」「らしさ」を現していると感じ、感慨深いものがありました。

文:沢田寛子

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