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ここは新宿。とあるエディトリアルデザイン会社のスタッフblog

カテゴリー「山田のお気に入り」の記事一覧
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大学に入ってから、往復5時間の道のりを毎日。
この辞書を持って登校していた。
 
漫画を描くという特殊な趣味の関係で文章を書く事が頻繁に有り、制作上、状況や展開、登場人物の感情など的確に記述して行く必要が有った。「ひらがな」や「オノマトペ」などでは書ききれない内容、情報量を漢字や言葉に込め、正確に記すために「国語辞典」は必需品であった。
アイデアやネタを、思いついたらすぐメモる。記録するという癖は、その後、見事に身に付き、社会人となった今でも相当なメモ魔と化したが、いつしか「国語辞典」の登場は無くなっていた。
 
漫画本や画集、写真集などが押し込められた本棚にコロッと納められたコレを久しぶりに手にし、手あかで変色した小口を以前の様に親指で弾くと、かつて時間を忘れて創造し、形の無いイメージを言葉によって絡めとり、勇んで紙の上に並べていた頃がよみがえってきた。
在りし日の冒険を共に歩んだ一冊の武器である。
ふと、我に帰るとそこにはオドオドと生きるおじさんが一人。
 
また、冒険に出たい気持ちが湧いて来た。。。

文責:やまだ











 

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芸術系の大学を出てはいるのですが、
いわゆるテストの点が優秀な学生ではなく、
常識とされているような芸術作品にも
若干怪しい事が多々有るような
「ホントに美大生だったの?」という
「ちゃらんぽらん」です。
 
とにかく、「作品」を見て感じるコトが大事なんだ
と、決めているので、
展覧会に行ってもなるべく頭の中を
空っぽにして鑑賞するようにしています
(勉強、研究、知識を得るためなどの場合は別ですが)。
可能なかぎり、キャプションを見ない、読まないように。
(それでもつい、目が行くのですが)
 
一番最後の作品まで鑑賞してから、
心に残った作品の前まで戻り。
もう一度鑑賞するような。
自分の感動重視の鑑賞方法です。
 
目録を必ず買うので、キャプションや解説はその時。
復習のような気持ちでおさらいするくらいで。
鑑賞中は可能なかぎり耳も塞ぎたいくらい。。。
 
とは言うものの、
 
そろそろ一般常識的な「美術」についての知識が
身に付いていても良いだろうし、知らないとはいえ、
バラバラとした知識は身に付いている。
今度は、そういった知識を線で繋ぎ、
広く絵巻のごとく「美術」を眺めてみたい
という気持ちになっていた。
 
そんな中、まさに美術を総合的にとらえ、
物語ってみせる本が有った。
 
それがこの「美術の物語」。

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2007年に翻訳されたモノだが、
原本は1950年に発刊され、16刷を越え、
累計700万部を超える大ベストセラー。
E.H.ゴンブリッチ著
 
語り口は大学の講義。
一点一点スライドで映された作品を見ながら、
著者、ゴンブリッチによる分かりやすい解説。
有名無名の画家から、有名無名の作品、またはスケッチ。
西洋中心ながら、やはり東洋の影響が及ぶ時代には
東洋の作品にも触れ、原住民の祭事用具から
近現代の芸術作品。平面から立体。彫刻や建築まで網羅。
所々ジョークも混じる面白講義が連綿と延々670頁以上。
 
まだまだギリシア美術までしか読み進めていないが、
これは面白い。
 
そもそも芸術。美術はいかにして芸術。美術になったか。
という話から。さらにそもそも、芸術、美術となるモノは
いかにして作られるようになったのかという話。
 
そして、その物語が語られ始める。。。

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学校の授業で教わり、覚えている「点」。
主に「テストの回答欄」的作品や、用語が、
スルスルと絵解きされて行く。
「そうだったのか!」の連続。
授業ではサラッと流されたような、
点と点の間の部分が、美術研究や
歴史家を総合した見解をふまえたゴンブリッチ先生
(いやもう「先生」扱いです)
の言葉としてツラツラ語られる。

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知識欲が満たされ、線がつながって行く気持ちよさ。
これは、この年になって読むと尚更その面白さがはじける。
出会うべくして出会った本かもしれない。。。

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読み終わるまで各種展覧会に行かなくても良さそう。
むしろ、読んだら片っ端から行きたくなるかも。
 
・・・昔買った歴史の参考書を
引っ張り出して読み返しても面白いと思う。









 

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漫画とかアニメとかが大好きなわたくし
山田の今回のお気に入りは、アニメーションの「美術」。
背景のイラスト集です。
 
会社の仕事の中にイラストレーション制作があり、
2011年度はおかげさまで20枚以上の
イラスト制作に携わらせていただきました。
 
おもにサイエンスイラストという事で、
自然現象の観測や研究している様子
その事で何が分かるかを、
「見て分かる」イラストにおこします。
 
しかも、依頼先の研究対象が、
極限環境下に生息する生き物だったりするので
部分的な資料はあっても、
引いたアングルからのビジュアルなどは無く
部分部分の画像を抑えつつ、色々なイメージを流用し
頭の中で再構成して描くような絵作りです。
 
「架空の舞台」を創出するアニメーションの「背景」も
そういう意味では、似ているような気がして来ます。
 
持って来た画集は三冊。
その内二冊はスタジオジブリの映画などを手掛けた
山本二三さんの画集と、男鹿和雄さんの個展の図録。
一般的な?アニメーションの背景の例として
背景専門のスタジオ「草薙」の作品集(1巻のみ)
 
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「美術」とは言え、限られた制作期間内に
必要な場面を必要なだけ描く訳でアートではない。
作品の一部として制作される「背景」は
キャラクター達の住まう世界を「リアル」に
感じる事が出来るかどうか。ひいては、
観る者の気持ちがすんなりと
映画に入れるかどうかを左右する重要なパート。
 
フィクションの世界だからと言って「嘘っぽい」世界では
見る者の気持ちなど絵の中に入るよしも無く
リアルな世界は不可欠なれど、じゃ、「写真」のように
写実的であれば良いかというと、そういう訳ではない。
セル画とのバランスや、画面から読み取る情報量など
意図的にコントロールする事で「見やすい」画面になり
場面によって、キャラクターの心情までも反映させる
演出が加わる事もある。
 
時には写真よりもリアルに感じる事もあったり
作品を通して最も記憶に残る映像として、
キャラクターよりも美術が心に残ったりする事も有る
 
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そういった「職人」クラスの美術は本当にスゴい。
不透明水彩、10色程度で全ての背景を描いてしまう。
必要な色と、その配合が頭に有るのでとにかく早い。
しかも、だ。
映画館の巨大なスクリーンに大写しにされても
「保つ」密度なのだから・・・
スゴイの上、超スゲー!だぜ!
 
 
はるかな未来や、中世ヨーロッパや、世界遺産だろうが
近所の公園だろうが、教室の片隅や、異世界にしても、
空の上でも海の中でも、宇宙のどこかでも
いにしえの日本から、現代の日本に至るまで
例えば日本の小金井市の某スタジオだったり
三鷹の小さなビルの一室で作れてしまうという。。。
なんか痛快。

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最近はデジタルによる作画も多いだろうが、
やはり手描きの存在感は一日の長がある。
好みの問題も有るかもしれないが、
手描きがイイ。。。
 
 
 
お仕事で制作していただくイラストは、
今は取り回しや、修正の回数の多さなどから
デジタルオンリーの仕事がほとんど。
 
ニュートン時代は、生のイラストが仕上るたびに
「ぐおおおおおおおおっ」っと感動していたものだ。
デジタルになると、その感激も三分の2くらいになる。
(仕上ったイラストは、それはそれで細かくてスゴイけど)
 
 
だらだらと長くなってしまい、収集が付かなくなったので
そろそろおしまい。
 
 
追伸
以前お気に入りで持って来た「ショーン・タン」さんの
最新刊が出ています。。。
こちら、アイデアスケッチをまとめたラフ集で
絵が好きな人にはたまらん1冊です。超オススメ!

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文責:やまだ










 

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北斎、広重、豊国といった絵師は江戸時代の流行絵師で、
主に印刷物の世界で名を残す、スーパーイラストレーターだ。 
当時の江戸と言えば世界的に見ても大都市であり、
その印刷物の量、質、種類もまた尋常ではない数が出版されていた。 
バックボーンとして、寺子屋などによる
「読み書きそろばん」が一般的に広まり、
世界随一の識字率を誇るまでになった事、
天下のお膝元、一旗揚げようと集まる地方出身者が増加する中、
新しい文化潮流がもてはやされる気運が高かった事も考えられるが、
そう言った「新しいモノ、コト」をいち早く、
広く知らしめるタメにも印刷物が必要とされた時代だったと思う。 
 
この展覧会。先に見た友人から「絶対観とけ!」とメールをもらい、
メール中「めちゃ混み」という事も書いてあったが、会期も終わり近く、
ほどほどになっただろうかと行ってみると、大行列。
大変な関心の高さに驚いた。
・・・まぁ、結構、デートコースの一つみたいな方々もいらした感じだったけど。 
入場までに30分以上、中に入ってから出るまで4時間。
がっつり観た。 
 
入場してすぐの最初の言葉を読むと、
「江戸のグラフィックデザイナー」とある。 
絵師としての理解は有ったが、
グラフィックデザイナーという捉え方に違和感を覚えた。 
「グラフィックデザイナー=絵を描く人」という認識は一般の人に根強く。
ひとえにグラフィックデザイナーってなにやっているのか
知られていない事が多いからなのだが。。。
ここでもナニヤラ混同されているのかな?と思ったりしたが・・・
言うてもキュレーターの文章、そんなミスはしないだろう。 
 
ユルユルとした歩みの中を我慢しながら一点一点見ていく。 
時々忘れるけど、これ、全部「版画」木版の多色刷り。 
あまりの細かさに、その事をフと思い出しては「ギョッ」とする。の、連続。 
衣装の豪華な飾り、模様、色の合わせ。
国芳のブレイクスルーとなった人物絵のパワー。
ポージング、表情、文字の位置、大きさ。
コレクションする楽しさなど、これがヒットする要因は
今でも通じるポイントが多く見られる。 
何よりカッコイイんだこの絵! 
ズバッと決まった形が良い。 
所々に登場するモンスターの類も個性豊かで楽しい! 
今、これらをアレンジして描き直しても全然イケる。
そんなテンションの高さを感じながら観ていく。 
 
役者絵も、舞台をただの舞台として描かずに、
その場面そのもののイメージで描きおこしていて臨場感タップリ。
物語がそのまま役者絵の姿を借りて描かれれている様で、SFXみたいだ。
また、歌舞伎の歌舞伎たる衣装の豪華絢爛たるや! 
過剰な細かさは一点一点どんだけ眺めていても飽きない。
そんなモノをこんなに並べられては疲れる疲れる。 

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美人画?国芳と言えば、妖怪とポンチ絵的な面白浮世絵のイメージが強く、
美人画の印象は無かったが、見ればなかなかのモノばかり。 
粋でいなせで気っ風の良さそうな美人が多く、
コーナーはじめのコメントにも有ったが
「笑顔で健康的」な美人が多いというのはうなずけた。
江戸っ子の空気。さばけていて、からっとした雰囲気が良い。 
日常生活の一場面を描いたピンナップ的構図が多く、
当時の風俗が見て取れて面白い。でもってオシャレ。 
着物の着崩し方なんか格好いい。
今では堅苦しいイメージが先に立つ「着物」も
当時は当たり前だけど「普段着」。生活感有って当然。
そういう感覚がこんな美人画から分かるのが面白い。 
 
まだまだ展覧会も半ば。「子ども」や「風景」は人もまばらで、
人気が無い、というより、元々興味がない人はサッサと先に行くみたい。 
子ども絵なんて珍しい。遊びや服装、
とにかくチョコマカとした様子は結構興味深い。 
時代劇、小説、漫画ですらなかなか描けない部分が多く、
ワンパターンになりがちな所。 
こういうビジュアルな資料は覚えておくと役に立つかも。。。 
風景は・・・広重かなぁ。 
西洋絵画を学んだというイラストも、
西洋絵画に見慣れてしまった自分らには
「はぁ、なるほど・・・」位の感慨しかわかず。
僕もサラッとスルーしてしまった。 

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さて。 
人もまばらな感じだった館内に、にわかに大混雑の展開。 
間もなく「戯画」のコーナー。 
国芳の最も国芳たる浮世絵が「戯画」自由奔放なるイメージの放出。 
妖怪、擬人化、動物、遊び絵・・・大好きな猫もあちこちに描かれ、
自身も笑いながら描いたような気がしてしょうがない浮世絵の数々。 
当時は国の規制も厳しく、笑ってられない状況だったにもかかわらず、
てやんでぃ、コチトラ江戸っ子でぃ。そんな縛り屁でもねぇやコンチクショィ。 
そんなイラストをニヤニヤしながら眺めていると
「これはもしかすると、絵が描けるって楽しいんじゃないか?」と思えてきた。
なんだかワクワクしてくる。すごい。 

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さてさて。 稀代の絵師国芳のどこがグラフィックデザイナーなのか・・・。 
ずーっと考えながら見てきて、これらがまず、「アート」ではないという事実。
それから、国芳ひとりで描き上げたイラストではないという事実。 
今でこそ浮世絵をアートとするが、当時は出版物であり、
版元の依頼で描く受注制作のスタイルだったこと。
内容も、当時の流行、情報の最先端を描くわけで、古典という意識は無いし、
また、売り上げが大事という点もポイントだろう。 
それから、展覧会の作品説明の中に当時のカルチャーに詳しい人物が、
国芳のブレインとしてフォローしていたという話や、
版元お抱えの刷り師達の職人技に支えられ、制作するといった
「チームワーク」による制作など、現代では、
あたかもグラフィックデザイナーとしての役割を、
まんま果たしているのがわかってきた。 

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江戸のスーパーイラストレーター達はただ
「絵」を描くだけでは無かったのだ。 
なるほど確かに納得、と言うわけである。

文責:やまだ








 

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「作る力」
リトルモア 2000円+税
 
陶芸、木工、漆器、テキスタイル、布などを扱い
生活に関わるプロダクトを、手作りしている職人、
ユニット、ブランドを作る人々に焦点を当て、
「作る事」に携わる人のインタビューをまとめた内容。
「物」好きな僕にはツボの内容だ。

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モノツクリの現場で、物を作る意味、意義、意志、
意欲、哲学やポリシー。
一定の決まった質問で、
それぞれの作家のベースラインまで憶測出来て面白い。
値段の決め方など、なかなか聞きづらい事にも言が及び
興味深い。

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が、
 
「お気に入り」での話題は、
この本の装幀やデザインが不思議な事から、
最近の雑誌に載る写真や
デザインについての話題に。。。
 
各分野の方々のインタビューと照らして、
じゃ、自分自身にデザインするという事の
テーマやポリシーはどうなんだ?という話を
想定していたのだが・・・。
 
「そもそもグラフィックデザインとこの人たちとは立場が違う」
という話になっては、この話題はお蔵入り。

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まー、確かにこのムック。
「読みにくい」
仕事柄、そっちが話題の中心になるのも仕方が無い。
何しろ買って1ヶ月にもなるが、読んだのはまだ2人分、
5分の1しか読んでいない。
 
ひとまず、お気に入りとしての役割を果たしたので、
読みにくさをコラエて続きを読もう。
この年末にでも。

文責:やまだ








 

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「アライバル」
「遠い町から来た話」(岸本佐知子訳)
共に河出書房新社から
 
shaun tan
オーストラリア生まれ
イラストレーターであり絵本作家であり・・・
同い年である。
が、違う次元の絵描きである。
 
圧倒的な質量の絵。
「アライバル」には4年を費やしたというから
作品に対する熱量も半端ではない。
「遠い町から来た話」は古今東西の
様々なタッチで描かれた小片が
15作品納められている。
器用を通り越して神業の域だ。
しかも、そのどれもが
「なんちゃって」というレベルではない。
経歴には短編アニメーションで
アカデミー賞の受賞とも書いてある。
・・・同い年か・・・。
 
自在に絵が欠けたら相当楽しいだろうなぁ。

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「アライバル」より。台詞はないが、伝わる!

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「遠い町から来た話」より

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「遠い町から来た話」より

 
「アライバル」¥2,500
「遠い町から来た話」¥1,800
 
 
この二冊、先週、紀伊国屋書店で購入して
落ち着いたらゆっくり見ようと思っていたので
傷保護の為のビニールカバーもつけたまま、
部屋の本の山に積んであった。
朝、お気に入りの発表の場でビニールを破り、
初めて広げてみたくらいだ。
なので、物語の方は
立ち読みくらいの把握しかしていない。
今日すぐに持ち帰って、
・・・落ち着いたらゆっくり見てみようと思う。
(そんな本が結構有る)
 
 
国内のイラストレーターにも勿論アンテナを立てているが
数年前から海外の絵描きにも興味が沸いて来た。
近頃は、日本の漫画やアニメにインスピレーションを得た
アジアの絵描きが描くイラストも非常に達者で
世界観や、色合いなど、
バックボーンの違いからにじみ出る
オリジナリティーなどが新鮮で目を見張る。
中国、香港、台湾の中華な空気や美的感覚。
マレーシアやベトナムなどは、
アメリカやヨーロッパの文化も混じり
何とも言えない独特な雰囲気が有る。
 
 
近頃はネットをはじめ、流通もグローバルで
海外の絵師が自主制作する「同人誌」も
手に入ったりする。
ますます、絵好きにはたまらない環境だ。
出費も激しいが、部屋も随分と激しい事になっている。
 
願わくば、自身の絵レベルも上がると良いのだが。。。
(見ているだけでは、上手くはならんだろうなぁ)

文責:やまだ








 

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大学の時、薄紙を重ね、影絵で作品が作れないかと、
試しに作ってみた事があります。
思案したのはその時だけ。
結果的に違う事に興味が移り、
そのアイデアはその時限り。

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(右のリボンが描かれた紙を透かすと・・・)
 
まさかこんな素晴らしい形になって
目の前に現れるとは・・・
Ricoさんの作品。
光と影の間に浮かび上がるほのかな色彩。
 
光で透かすという表現に
驚きや遊び心を加えた作品は、ユニークで
ノスタルジックな作品。

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気に入りました。
 
アーチストRicoさんのサイトに作品が有ります。
http://rico-m.jp/


文責:やまだ

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アジア最大規模で催された
「東京アートブックフェア 2011」に行って見た。
それはとても手作り感たっぷり、
サブカルの空気に満ち満ちた
一般の人は立ち入る事すら
気が引けそうな印象の空間でした。
?なんでだろう。
 
元々アートブックや、リトルプレス、
ZINEとかに興味が有って、
なんとなくデザイナーの
未来の断片みたいなものを見いだしていたのですが。
この場のこの内輪な雰囲気・・・
 
個人的には漫画の同人暦が長く、
それこそ世界最大級の即売会には
晴海の頃からで入りしていたので、
そのはじけんばかりのエネルギーの放出
蓄えられた鬱憤の暴走、
ある意味表現の暴走も含めて
混沌とした、なんか生まれるんじゃないか
というワクワク感と、お祭り感に
かなり浸ったものでしたが・・・
 
「東京アートブックフェア 2011」は、今思い返すと、
サブカルがサブカルとしてのスタンスで集まって、
なんかゴニョゴニョしているような印象でした。
 
全体に面白くないフェアでした。
エディトリアルデザインや、
書籍の販売は注目されないデザインフェスタですが
そっちの方が混沌として、エネルギーを感じる。
 
さて、それはさておき。

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そんな中から採取したお気に入りがこちら。
表現としてイラストやグラフィックが目を引くし、
分りやすい事も有って
ほとんどその類い。

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ピックアップするのは、
クラフト紙に白。というアイデアで三冊
「とうふ」「ごはん」「ミルク」
西條美保・小谷拓矢
紺・蛍光オレンジの三色刷りによる、かわいいイラストと
レトロな版ズレが気持ち良い小冊子。
 
イラストレーターが制作した感じ。詳しく聞かなかったが
もしかしたらどちらかが編集(本文)の役割かもしれない。
新潟の方のサークルの、ユニットのよう。
取材力や、企画力、イラストのテイストや、
クラフト紙を利用したアイデアなど
小さい本ながら実に内容の濃い作品だと思います。

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コンビビアでも去年は
「コンビビアカラー」という冊子を5冊と
ポスターを一枚制作して配付しました。
ただのデザイナーというフィールドから
一歩踏み出した企画で
大変だったけど面白い取り組みでした。
出来ればまた、材料がたまって来たら
続きを刊行したい。

文責:やまだ

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