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ここは新宿。とあるエディトリアルデザイン会社のスタッフblog

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2010/03/08 (Mon)
岩波書店の新約聖書
岩波書店といえば日本の出版界でも良質の図書を出し続けている出版社である。

岩波文庫や岩波新書、ブックレットなどどこかでお世話になった方も多いに違いない。その岩波のシンボルマークは種まく人である。あまり気付かないがこれはキリスト教的モチーフである。岩波の精神的なバックボーンの中にキリスト教的なエトスが流れているようだ。わたしたちの仕事場では、日本聖書協会とだいぶ長く取引させていただいている。口語訳や新共同訳聖書を出版普及している出版社である。

聖書といえば日本聖書協会の聖書がなじみ深いが、実は日本聖書刊行会と言うところからも聖書が出版されており、こちらは新改約聖書やリビングバイブルで名が通っている。そのほか、さまざまな出版社からも聖書が訳出されているわけだが、岩波書店から2004年に出た新約聖書をやっと手にいれた。友人の牧師がもっているのをみせてもらって、かみさんに買ってきてもらった。4700円と髙い。中を開くと、新約聖書がマルコ伝から始まっている。通常はマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネとくるのだが、最新聖書学の成果に基づいて製作年代順に並べられている。書簡も「パウロの書簡」と「パウロの名による書簡」に再編集されており興味深い。なによりすごいのは、見開きの左端に収録されている参照項目のすごさである。けっして一般向きとはいえないが、ことばにたいする新鮮な意気込みが伝わってくる聖書である。伝え聞くところによれば聖書協会も新しい翻訳事業を開始したもようである。いつも同時代の翻訳で読めるというのは素晴らしい恩恵である。

 

堀木一男


100308_ho01.jpg

右:岩波の新約聖書 2004年刊行

左:筆者が1995年デザインした聖書協会の対訳新共同訳聖書

100308_ho03.jpg

左頁の3分の2が参照項目になっている

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